発達障がいに寄り添うピアノ教室です。

口田とも・みゅーじっく音楽教室

ピアノをお勧めする理由

私自身、ピアノとの出会いは環境でした。

59e12d92c0f9c70db1b6d09da1f71e35_m姉がピアノを習い始めるというので、家に楽器がやってきました。その衝撃は今でも忘れられません。姉よりもたくさんの時間をピアノと過ごしていました。しかし、まだ小さい、という理由で、私は教室には通わせてもらえませんでした。その時3歳でした。しかし、姉の学校に通っている時間にピアノを探りびきしたり、勝手気ままに音遊びを楽しんだり、そのことに関しては、両親は好きにさせてくれました。私にとって、その経験がその後の人生の方向性を決めました。

「頭で考えて・心で歌って・指先がおどる♪」

それを繰り返していくと、頭で考えなくても指先はおどるようになります。ピアノは練習しなければならない、というのはそういうことです。指先を動かすことが脳に刺激を与えます。リズムが付けばなおさらです。私はパソコンでタイピングをするときに、フレーズにのって打つことにしています。そして、高校の商業科に通う生徒さんが、タイピングに行き詰ったといえば、曲に合わせて弾くようにタイピングしてご覧といいます。その生徒さんから、「スランプが乗り越えられた」と、先日うれしい話を聞きました。

絶対音感の訓練でIQが上昇

最近、脳科学の分野でも、ピアノが脳に与える影響と、それがどのくらい素晴らしいことかがよく取りざたされてきました。あえて、専門外の私が言うまででもありません。絶対音感を訓練していると、IQが上昇し続ける話、これも、東京のいずみ幼稚園などで天才園児を多数輩出している様子などをTVでよく見るので、ご存知の方も多いと思います。

確かに、私の友達も、ピアノを弾く友達に賢い人が多いですし、小さいころからピアノを弾いているお友達には頭の良い子が多かったです。

小学生の理想の練習時間

Fotolia_50406538_XSゃあ、お子さんに、ぜひピアノを習わせてあげましょう!無機質なパソコンのタイピングを幼少期から教え込んでも、中学・高校から始めてもできることは同じだと思います。でも、残念ながら、ピアノは違います。指の発達が著しい小学生の間に、6時間も7時間も練習しなさいとは言いません。逆に、骨の成長を止めてしまうので、お勧めできません。1日30分~1時間の練習ができればはなまるです。1週間のレッスンの宿題も、そのくらいの時間を毎日やっていけば、ちゃんとクリアできます。

あとのお子さんの人生は、音楽と巡り合ったことでいろいろなチャンスをつかみ、思考力に優れた感性豊かなものとなるでしょう。

音感教育にとどまらず、音楽教育を受けていただきたい

音感教育をすれば人生が豊かなものになるか、といえば、それは趣旨がちがうと思います。

音感教育は訓練であり、音楽を楽しむための方法を身に着けるわけではありません。ですから、「どみそ」と耳が聞いていても、青空のすみわたったような「どみそ」だとか、今日は悲しいことがあったんだなぁと思うような「どみそ」だとは思わないわけです。

感覚だけでなく、心で曲を楽しむ・つかむ・調和することが、右手と左手でたくさんの音を弾くことによって培われるのです。もちろん、右手だけ・左手だけでも、十分に演奏を楽しむことはできますし、弾くという行為=耳で聞く・指を動かす・譜面を読む・心で感じる、という、4つのことをいっぺんにやってしまうすごいことは、もちろん、脳にとっても良い影響を与えます。

音感082735教育を否定しているのではなく、うちでもやっていますし、必要だと思います。ただ、音感教育にとどまらず、音楽教育を受けていただきたい、と願っています。

音楽は五感で感じる素晴らしい贈り物

音楽が脳に及ぼす影響は、小さいお子さんだけでなく、どんな年齢の方にもあると思います。私は、レッスン初期に習った曲の本は現在持っておりませんが、ちゃんと覚えて弾くことができます。何十年前のことでしょうか(笑)もちろん、中学・高校・大学で弾いた曲も、ニュアンスをもって弾くことができます。ピアノではありませんが、とある曲を聞いたら、その曲のレコードをプレゼントされたシチュエーションも思い出します。それは、認知症を患った私の母が意識レベルの低い末期の時に、私が大きなコンクールで弾いたことによって母の好きな曲になったピアノ曲を聞かせてあげたら、目をつむったまま指が動き出しことでも身をもって感じています。音楽は五感で感じる素晴らしい贈り物です。

たくさんの曲を弾けるようになり、多くの喜びを自分自身で、また、周りのみなさんと感じてください。

それが、私がピアノ教育にかける気持ちと、ピアノをお勧めする理由です。

読んでくださいまして、ありがとうございました。

 

Summer music with decorative treble clef

講師:宮田 智美

公開日:
最終更新日:2015/06/13